2007年 07月 23日
IAEAが柏崎刈羽を調査へ |
経済産業省の原子力安全保安院が、新潟中越沖地震で多くのトラブルが起きた柏崎刈羽原発について、IAEA(国際原子力機関)の調査を受け入れることをIAEAに伝えました。
火災、放射能もれなど、あまりに被害が大きいので、「老朽化している原発だったかな?」と思って調べてみました。営業運転開始は1号機1985年、2号機90年と順にいって7号機が97年でした。ほかの原発では福島第一原発1号機71年、敦賀原発1号機70年がありますから、比較でいえば、それほど古くないことになります。
ということは、老朽化以前に、建設時の耐震基準が甘過ぎるということになります。そしてもっと古い原発が同じ規模の地震に見舞われたら、より大きな被害がでるかもしれないということです。しかも日本の原発の8割の耐震基準は柏崎刈羽と同じか、もっと小規模の地震しか想定していないといいます。(赤旗22日付)
さらに、NHKの調査では、昨年から各原発で実施することになっていた,原発周辺の海底活断層についての調査を、55基中35基で実施していないことがわかりました。「今までのデータを活用するから新たな調査は必要ない」という理由だそうです。テレビでは専門家が「新たに調査すべきだ」とコメントしていました。
ぜひIAEAに柏崎刈羽を徹底して調べてもらいたい。そしてその調査結果を保安院も電力各社も重く受け止めて参考にしてほしいです。
火災、放射能もれなど、あまりに被害が大きいので、「老朽化している原発だったかな?」と思って調べてみました。営業運転開始は1号機1985年、2号機90年と順にいって7号機が97年でした。ほかの原発では福島第一原発1号機71年、敦賀原発1号機70年がありますから、比較でいえば、それほど古くないことになります。
ということは、老朽化以前に、建設時の耐震基準が甘過ぎるということになります。そしてもっと古い原発が同じ規模の地震に見舞われたら、より大きな被害がでるかもしれないということです。しかも日本の原発の8割の耐震基準は柏崎刈羽と同じか、もっと小規模の地震しか想定していないといいます。(赤旗22日付)
さらに、NHKの調査では、昨年から各原発で実施することになっていた,原発周辺の海底活断層についての調査を、55基中35基で実施していないことがわかりました。「今までのデータを活用するから新たな調査は必要ない」という理由だそうです。テレビでは専門家が「新たに調査すべきだ」とコメントしていました。
ぜひIAEAに柏崎刈羽を徹底して調べてもらいたい。そしてその調査結果を保安院も電力各社も重く受け止めて参考にしてほしいです。
by yasuko_kanda
| 2007-07-23 00:41
| ニュース