2007年 01月 15日
映画「天空の草原のナンサ」 |
主人公はモンゴルの少女(7歳か8歳くらい)。草原で放牧を営む両親のもとで育つが、今は小学校に通うため、普段は親と離れて暮しているようだ。そのナンサが学校の休みに親元で過ごすために草原に戻ってくる。そして洞穴でぶち犬(ツォ−ホルと名付ける)を拾うのだが、父親は、その犬が狼といっしょに育ったかもしれず、飼っていると狼を呼び寄せるのではないかと恐れて、ナンサが犬を飼うことを許さない。
ナンサは「なぜ飼ってはいけないのかわからない」といって犬をかくして捨てずにいる。ナンサがこの犬を飼うことを、父が認めるようになるまでが物語の筋。
物語もいいが、草原での生活のなんとものんびりした雰囲気と、子どもたちの表情を見ているだけで楽しい。登場する一家は本当の家族だし、子どもたちの年齢が低いこともあって、演技抜きのいきいきした笑顔が本当にかわいらしい。聞きかじりでは、モンゴルを描いた映画で子どものかわいらしさを強調するのは、外国人のやることだそうだ。現地の人たちにとっては、それは当たり前だから、ことさら強調することではないらしい。この映画も最初と最後の字幕がドイツ語でも出てくるので、製作したのはドイツ語圏の国かもしれないが、「どこの国の話だって、子どもが主人公なんだもん。子どもがかわいらしくてもいいじゃないか」とも思う。
(補足)後で調べてみたら、製作はドイツ人で、この映画はドイツ映画だが監督・脚本は「らくだの涙」を撮ったモンゴルの人、ビャンバスレン・ダバーだそうだ。
ナンサは「なぜ飼ってはいけないのかわからない」といって犬をかくして捨てずにいる。ナンサがこの犬を飼うことを、父が認めるようになるまでが物語の筋。
物語もいいが、草原での生活のなんとものんびりした雰囲気と、子どもたちの表情を見ているだけで楽しい。登場する一家は本当の家族だし、子どもたちの年齢が低いこともあって、演技抜きのいきいきした笑顔が本当にかわいらしい。聞きかじりでは、モンゴルを描いた映画で子どものかわいらしさを強調するのは、外国人のやることだそうだ。現地の人たちにとっては、それは当たり前だから、ことさら強調することではないらしい。この映画も最初と最後の字幕がドイツ語でも出てくるので、製作したのはドイツ語圏の国かもしれないが、「どこの国の話だって、子どもが主人公なんだもん。子どもがかわいらしくてもいいじゃないか」とも思う。
(補足)後で調べてみたら、製作はドイツ人で、この映画はドイツ映画だが監督・脚本は「らくだの涙」を撮ったモンゴルの人、ビャンバスレン・ダバーだそうだ。
by yasuko_kanda
| 2007-01-15 22:33
| 映画