2013年 07月 11日
日本維新の会に未来はあるか |
今朝、テレビで見た日本維新の会の政見放送が異様な雰囲気。共同代表二人が左右に座って、互いの顔を見ているので、カメラには横顔しか向けていない。それで互いに話し合う。有権者に伝えたいのは、「代表同士で仲違いしてません」ってことだろうか。党の代表同士の団結が疑われていて、政見放送でその疑念を晴らそうとしているようで議席の伸びが期待できるだろうか。
大阪で橋下徹氏が府知事になったときはメディアでもやたらと持ち上げられたが、「日本維新の会」として国政に進出した最近では、政策に自民党との違いが見られず、支持も広がらなくなった。その上、橋下氏が、第二次大戦の時の日本軍の「従軍慰安婦」を「必要だった」と発言したことが国際的な大問題になった。これは、彼の支持者の大阪府民も受け入れられないと思う。
その失点を挽回するつもりで、米軍の輸送機オスプレイ受け入れを「八尾空港に」と国に提起したことが地元から猛反発を受けている。
今日の毎日新聞の夕刊では、八尾で7日に開かれた演説会で彼が、「合意形成の手続きは踏む。決して無理強いはしない」と話したと伝えているが、事前の説明もなく突然、国に提起したことを、八尾市民が「地元無視」だと怒っていることが分かっていないのではないか。
記事では彼が「国中が助け合って生きていかなければいけない」と話したとしているが、なぜ、墜落事故の危険や騒音被害を国中のあちこちで分け合わなくてはいけないのだろう。オスプレイ配備が沖縄県民を苦しめているのは確かだ。だから沖縄のオスプレイをなくせばいいではないか。なぜ本土に拡散することが助け合うことになるのか。
オスプレイの配備は日本が必要としているのではなく、アメリカ政府が決めたことだ。これが日本国民の負担になっているのだから、「沖縄から、日本中からなくします、とアメリカにはっきり言える政府をつくろう」と呼びかけるのが、本当に日本国民の安全を考える政治家の口から出る言葉ではないだろうか。
今回の参院選がどのような成り行きになるか、開票するまでわからない。でも、今後、自民党がすすめる政策を進んで手助けする政党が、別の看板を掲げて選挙に出ることに意味はない。そのうち、自民党に吸収されるか、有権者に見離されてしまうのではないか。
大阪で橋下徹氏が府知事になったときはメディアでもやたらと持ち上げられたが、「日本維新の会」として国政に進出した最近では、政策に自民党との違いが見られず、支持も広がらなくなった。その上、橋下氏が、第二次大戦の時の日本軍の「従軍慰安婦」を「必要だった」と発言したことが国際的な大問題になった。これは、彼の支持者の大阪府民も受け入れられないと思う。
その失点を挽回するつもりで、米軍の輸送機オスプレイ受け入れを「八尾空港に」と国に提起したことが地元から猛反発を受けている。
今日の毎日新聞の夕刊では、八尾で7日に開かれた演説会で彼が、「合意形成の手続きは踏む。決して無理強いはしない」と話したと伝えているが、事前の説明もなく突然、国に提起したことを、八尾市民が「地元無視」だと怒っていることが分かっていないのではないか。
記事では彼が「国中が助け合って生きていかなければいけない」と話したとしているが、なぜ、墜落事故の危険や騒音被害を国中のあちこちで分け合わなくてはいけないのだろう。オスプレイ配備が沖縄県民を苦しめているのは確かだ。だから沖縄のオスプレイをなくせばいいではないか。なぜ本土に拡散することが助け合うことになるのか。
オスプレイの配備は日本が必要としているのではなく、アメリカ政府が決めたことだ。これが日本国民の負担になっているのだから、「沖縄から、日本中からなくします、とアメリカにはっきり言える政府をつくろう」と呼びかけるのが、本当に日本国民の安全を考える政治家の口から出る言葉ではないだろうか。
今回の参院選がどのような成り行きになるか、開票するまでわからない。でも、今後、自民党がすすめる政策を進んで手助けする政党が、別の看板を掲げて選挙に出ることに意味はない。そのうち、自民党に吸収されるか、有権者に見離されてしまうのではないか。
by yasuko_kanda
| 2013-07-11 23:35
| 政治