2012年 12月 13日
原発は今すぐゼロに |
今度の選挙では、今後原発をどうするのか、ということが大きな争点の一つになっています。
「原発ゼロ」という主張に対して「無責任」と言う党もあるけど、これらの党は、もし各地の原発を再稼働させたり新設して運転させた場合、「福島第1原発のような事故は二度と起こしません」という責任を持てるのでしょうか。そんなこと、誰が保証できるでしょう。
「原発立地の地元の雇用はどうするんだ」と言うけれど、福島第一原発で働いていた人たちは事故によって勤め先を失い、家からも避難せざるを得ず、地域経済どころか、いつ故郷に戻れるかさえ、見通しがたっていません。
「原発ゼロ」をいう党の間にも「2030年代に」とか、長い期間を設けて「ゼロ」にするというところもあります。となると、今動いている大飯原発以外にも再稼働させるということになります。
今、原発の使用済み核燃料が各地の原発のプールに溜まってきていて、おおむね、あと6年で満杯になるそうです。このことからみても、原発を使い続けられる条件はありません。新しいプールを造るとでもいうのでしょうか。電力は原発なしでも不足していないし、省エネ、節電を進めれば、電力消費量が下がるので余裕ができます。新しいプールを造ってまで続ける理由もないでしょう。
使用済み核燃料は処分の方法さえ確立していないのだからこれ以上増やすのは一刻も早くやめるべきです。
一番責任ある提起は「今すぐ原発ゼロ」でしょう。大げさな準備はいらない。今動いている大飯原発を止めるだけです。
原発立地地域の雇用については、廃炉作業自身や、再生可能エネルギーの導入も雇用を生みますが、原発の立地そのものが国策だったのだから、国が地場産業の育成や経済振興に力を入れることでその地域の経済が成り立つようにするべきです。
「原発ゼロ」という主張に対して「無責任」と言う党もあるけど、これらの党は、もし各地の原発を再稼働させたり新設して運転させた場合、「福島第1原発のような事故は二度と起こしません」という責任を持てるのでしょうか。そんなこと、誰が保証できるでしょう。
「原発立地の地元の雇用はどうするんだ」と言うけれど、福島第一原発で働いていた人たちは事故によって勤め先を失い、家からも避難せざるを得ず、地域経済どころか、いつ故郷に戻れるかさえ、見通しがたっていません。
「原発ゼロ」をいう党の間にも「2030年代に」とか、長い期間を設けて「ゼロ」にするというところもあります。となると、今動いている大飯原発以外にも再稼働させるということになります。
今、原発の使用済み核燃料が各地の原発のプールに溜まってきていて、おおむね、あと6年で満杯になるそうです。このことからみても、原発を使い続けられる条件はありません。新しいプールを造るとでもいうのでしょうか。電力は原発なしでも不足していないし、省エネ、節電を進めれば、電力消費量が下がるので余裕ができます。新しいプールを造ってまで続ける理由もないでしょう。
使用済み核燃料は処分の方法さえ確立していないのだからこれ以上増やすのは一刻も早くやめるべきです。
一番責任ある提起は「今すぐ原発ゼロ」でしょう。大げさな準備はいらない。今動いている大飯原発を止めるだけです。
原発立地地域の雇用については、廃炉作業自身や、再生可能エネルギーの導入も雇用を生みますが、原発の立地そのものが国策だったのだから、国が地場産業の育成や経済振興に力を入れることでその地域の経済が成り立つようにするべきです。
by yasuko_kanda
| 2012-12-13 21:57
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